Augustiner
Augustinerアウグスティナーを飲む。先日のPaulanerと同じくミュンヘンでとても有名なBräuブリュワリーの一つで、同じくオクトーバーフェストにも参加している6社のうちの一つ
Our beers: Augustiner-Bräu München (augustiner-braeu.de)
サイトによると、1328年からアウグスティナーの修道院でビールを作りはじめ、それを修道院の食堂でミュンヘン市民に販売したことが起源らしい。500年もの間作り続け、1803年修道院改革時に民営化され、以後個人経営になり1885年から現在の醸造所で醸造を行っている。
Hellesを飲んだが、とてもおいしい。スタンダートどいう感じ。ラガーの味は正直メーカーごとの違いがすごくわかるわけではない、がおいしい。とても飲みやすい。
このトレードマークのJWってなんだろうと思って調べたら、
1829年にAnton WagnerとTherese Wagnerがアウグスティナーを買収。
両親の死後、1858年に息子のJosef Wagnerが経営を引き継いだ。
この子が自分のイニシャルをトレードマークに入れた目立ちたがりと発覚。
今回飲んだ場所は、ミュンヘンのKarlsplatzから2㎞くらいかな、北上したところにある
Wintergartenという小さなビアガーデン。
こじんまりしていて、地元の人(というか、街中なので町に住んでる現地人)がほとんどで観光客なんかはあまりいなさそうなところ。
初めてトラムに乗車し気持ちよく揺られながら帰る。
初めてのドイツビール
ミュンヘンに来て初めて飲んだのがPaulaner。パウラナーとかパウラーナという感じ
長いことアメリカビールにかぶれていたのでドイツビールのことはあまり知らないのだが、Paulanerはミュンヘンではとても有名で町のいたるところのレストランで飲めるビールの一つ
英語サイトはこれ↓
まず飲んだのはHellesへレス。これはラガービール
日本のラガービールほどのど越しという感じではないが、ごくごく飲んで麦芽のうまみを感じる
ドイツのビールグラスにはラインが書いてあり500mlであればそのラインまで入れないと法律違反になるらしい
次はDunkel。デュンケルは「暗い」という意味で麦芽をローストして醸造した色黒ラガー。カラメル風味というか、コクを感じてこれもおいしい
本日最後はWeiß。ヴァイスビールはいわゆる白ビール。大麦以外に小麦を50%以上使用して作っている。へレスと上のデュンケルはラガーだが、こちらはエール=上面発酵は少し高い温度で短い日数で発酵させ、酵母が上のほうにたまってくる製法。
飲んではみたものの、ちょっと小麦感が重すぎて個人的にはあまり多飲はしなさそう。ベルギーの白ビールみたいにコリアンダーやオレンジピールなどを入れてみると飲みやすくなりそうだけど、ここミュンヘンにおいてそんなことは許されないだろう。
ちょっとややこしいけど、この白ビールにもデュンケルがあるみたい。ミュンヘンのあるバイエルン州は独自の言葉を持っていたり、自分たちの文化や歴史に誇りを持っていてそれゆえにちょっと他と区別したい気持ちが強いみたい。他地域ではへレスという呼び方のビールはあまりないし、ヴァイスもほかの地域ではヴァイツェンと呼ぶし。
おいしいからOK。